【レビュー】電気式衣類乾燥機「NH-D603-W」を一年半使った感想

暮らし

こんにちは! ともいちです!

「衣類乾燥機って実際どう? 買ってみたいけど後悔しないか心配…」

洗濯物を入れてボタンぽちぽちするだけで乾燥させられる衣類乾燥機。

すごく便利だということは何となく分かっていても、高い買い物であることと、スペースを取ることや電気代が掛かることを理由に購入を躊躇する人も珍しくないでしょう。

私は2023年10月に衣類乾燥機「PANASONIC NH-D603-W」を導入し、現在に至るまで2日に1度ほどの頻度で衣類乾燥機を回してきました。

今回は、衣類乾燥機を一年半以上使用してきて感じたことや、衣類乾燥機を導入する際の注意点を個人的見解で紹介していきます

今回の記事で分かることは以下の通りです。

  • 衣類乾燥機の良い点
  • 衣類乾燥機の悪い点
  • 衣類乾燥機を導入する際の注意点

私にとって衣類乾燥機は生活に溶け込みすぎてもう手放せなくなってしまいました。社会人になってから買って良かったものランキングを作ったとしたら確実にTOP3には入ります

皆さんもぜひ衣類乾燥機を導入し、便利で快適な生活を手に入れましょう。

衣類乾燥機の良い点

私が衣類乾燥機「NH-D603」を導入して実感した良い点は以下の通りです。

  • 乾燥に掛ける労力が減る
  • タオルがふわふわになる
  • 部屋干し臭が付かない
  • 天気に左右されない

一つずつ説明していきます。

乾燥に掛ける労力が減る

洗濯機から洗濯物を取り出して衣類乾燥機に投入し、電源ボタンとスタートボタンを押すだけで乾燥が開始します。

洗濯物を回収し、洗濯物を干すエリアまで運んで一つ一つハンガーに掛けていた頃と比べると、洗濯1回に付き5分以上の時間と労力を減らすことが出来ています

夫婦二人暮らしの我が家でさえ生活の質の変化を感じるほど洗濯物を干す時間を減らせているので、家族の多い家庭はもっと時間と労力が減る実感が得られると思います。

タオルがふわふわになる

自然乾燥と比べると驚くほどタオルの手触りが良くなります。

個人的には衣類乾燥機の一番の良い点で、これを体感してしまうともう自然乾燥には戻れなくなります。

タオルがふわふわになると、顔や体の水分を拭き取るときに肌に与えるダメージがかなり軽減されます

私は肌が弱いタイプの人間で、自然乾燥のタオルを使っているときは水分を拭き取った後に若干の肌のヒリつきを感じていましたが、衣類乾燥機でタオルを乾かすようになってからは、毎日気持ちよくタオルで体を拭くことが出来るようになりました。

部屋干し臭が付かない

衣類乾燥機内で温風を当てて急速に乾燥させるので、部屋干し臭が付きません

部屋干しは室内で洗濯物を干すため、状況によっては生乾き臭や食事の臭いなどが洗濯物に付着してしまう恐れがあります。

かつての我が家のようにリビングで洗濯物を乾燥させている人は洗濯物に臭いが付かないように気を付けている人も多いでしょう。

衣類乾燥機を導入した今でも部屋干しを全くしないわけではありませんが、基本的に臭いがついて困る物を干すことが無くなったので、部屋干し臭を付けないために気を使う手間や煩わしさを無くすことが出来ました。

天気に左右されない

密閉空間で温風を当て、急速に乾燥させるため、天気に関係なく同じように洗濯物を乾燥させることが出来ます。

雨が降っていると、外干しは言わずもがな、部屋干しでも洗濯物は乾きにくくなります。

私はほとんど常に除湿器から出る風を干した洗濯物に直接当てるようにしていましたが、それでも雨の日は洗濯物が乾くスピードの遅さを感じていました。

以前は雨が降っていたら乾燥させるのに時間のかかる布団のシーツなどは諦めていましたが、衣類乾燥機を導入してからは天気に関係なく乾きにくい物も躊躇いなく選択できるようになりました

衣類乾燥機の悪い点

私が衣類乾燥機「NH-D603」を導入して感じた悪い点は以下の通りです。

  • 電気代が高くなる
  • 使うタイミングを考えないとブレーカーが落ちる
  • 排熱によって周囲の温度が上がる
  • 衣類が傷みやすい
  • 音や振動が大きい

それぞれ説明していきます。

電気代が高くなる

大体3時間以上に渡って約70℃の温風を出し続けるので、使用電力はかなり大きいです。

そのため、衣類乾燥機を使えば使うほど支払う電気代は高くなります。

実際、我が家は衣類乾燥機を導入してから月に支払う電気代が上がりました。

具体的には使用頻度が2日に1回で4000円程月に支払う電気代が上がったので、毎日衣類乾燥機を使いたい人はもっと電気代が掛かる計算になります。

使うタイミングを考えないとブレーカーが落ちる

我が家が導入した「NH-603」は消費電力が1335Wとかなり大きいです。

そのため、ドライヤーや電子レンジなど、同じく使用電力の大きいものと同時に使用すると、契約電流によってはブレーカーが落ちてしまいます。

実際、我が家は契約電流30Aで衣類乾燥機とドライヤー、エアコンを同時に使用して、ブレーカーを何度も落としました。

最終的に、「衣類乾燥機は就寝時に使う」、「どうしてもドライヤーや電子レンジを使う必要があるときはポータブル電源に繋ぐ」という対策をしたことで落ち着きましたが、それまでは何度もブレーカーを落としてストレスを感じていました。

契約電流が30Aや40Aの方はポータブル電源の購入もおすすめです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

排熱によって周囲の温度が上がる

電気式の衣類乾燥機は熱を本体背面部から排気するため、使用中は置いた空間の温度が上がります。

実際、我が家は衣類乾燥機を2畳ほどの洗面所に置いているのですが、2畳の空間でドアを締め切った状態で使用すると気温は41℃まで上がります

我が家のように締め切った空間に衣類乾燥機を置ける人はあまり問題がありませんが、空間の都合上、リビングや部屋に置かざるを得ない人は注意が必要です。

衣類が傷みやすい

高温の風を当てて乾燥させるため、衣類の記事が傷みやすいです。

材質にもよりますが、縮みや変形、プリントの剥がれなどが発生するものもあります

表示タグで「乾燥機不可」のマークがある物はもちろんのこと、長持ちさせたい服や思い出のある大切な服などには衣類乾燥機を使わない方が良いでしょう。

音や振動が大きい

使用時の音や振動はそれなりに大きいです。

感覚的な説明になりますが、同じ空間で衣類乾燥機が回っていたらテレビの音が聞こえないくらいには音がします。

排熱と同じく、空間の都合上リビングや部屋に置かざるを得ない人は注意が必要です。

衣類乾燥機を導入する際の注意点

電気代や振動、音などの課題はありますが、衣類乾燥機は一度導入したら手放せなくなるほど便利な製品です。

衣類乾燥機の良い点だけでなく悪い点も加味した上で、それでも導入したいと考えている人は次の点にも注意してください。

  • 衣類乾燥機の設置には専用のユニット台が必要
  • 衣類乾燥機本体ぴったりのスペースには設置できない
  • 1人で設置するのは難しい

それぞれ説明していきます。

衣類乾燥機の設置には専用のユニット台が必要

衣類乾燥機「NH-D603」には「N-UF11-S 」という専用のユニット台があります。

この専用ユニット台には衣類乾燥機の固定や高さの確保、振動軽減、床への傷防止など、様々な役割があります。

衣類乾燥機本体のみだと排水ホースが取り付けられず、故障や不具合以前に設置そのものが出来ません

衣類乾燥機を購入する際は、専用のユニット台を必ず購入しておきましょう。

衣類乾燥機本体ぴったりのスペースには設置できない

衣類乾燥機の設置の際は、本体の上側、後側、左右にそれぞれ4.5cmのスペースを開けておく必要があります

そのため、衣類乾燥機本体とほぼ同じくらいしかスペースを確保できない場合は設置することが出来ません。

もしスペースを開けずに設置すると、放熱、排気が出来ずに過熱状態になってしまったり、稼働中に振動で壁に接触して騒音が発生してしまうため、設置したい場所に本当に設置できるのか、購入前に測っておくようにしましょう

1人で設置するのは難しい

私が購入した「NH-D603」は重量が24kg、本体サイズは634×680×499mmです。

購入した当時、私は一人暮らしだったので泣く泣く一人で設置しましたが、一歩間違えば怪我+住居破損+本体破損という危険なことをしていたと思います。

特にスペースに余裕がない場所に設置する場合は設置難易度が跳ね上がるので、設置は二人以上で行うことをおすすめします

まとめ:洗濯物に掛ける時間を減らして自由な時間を増やそう!

今回は、衣類乾燥機「NH-D603-W」を導入して一年半使用した感想をメインに紹介しました。

まとめると、

  • 衣類乾燥機には「乾燥に掛ける労力が減る」、「タオルがふわふわになる」、「部屋干し臭が付かない」、「天気に左右されない」などの良い点がある。
  • 一方で、「電気代が高くなる」、「使うタイミングを考えないとブレーカーが落ちる」、「排熱によって周囲の温度が上がる」、「衣類が傷みやすい」、「音や振動が大きい」などの悪い点がある。
  • 購入する前に注意点として「設置には専用のユニット台が必要であること」、「本体サイズの他に上、後方、左右に4.5cmのスペースが必要であること」、「1人で設置するのは難しいこと」などがある。

衣類乾燥機を導入することで生活の質は大きく向上します。

設置にはお金も手間も掛かりますが、一度設置してしまえばそうそう壊れるものでもないので、ぜひ設置を検討してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ともいちでした!

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