【寒さ・暑さ対策】玄関の断熱カーテンって効果ある? 実際の断熱効果を測定してみた

暮らし

こんにちは! ともいちです!

断熱カーテンって実際どう? どれくらい効果があるか知りたい!

年々激しさを増していく夏の猛暑。

特に築年数の古い賃貸に住んでいる人は、断熱性の低い玄関扉から流れ込んでくる熱気に悩んでいる人も多いでしょう。

かく言う私もその一人で、築30年ほどの賃貸物件である我が家の鉄製玄関扉には断熱性などあってないようなもので、冬は冷気を、夏は熱気を室内にそのまま流し込んでいました。

それも今では過去の話。今では断熱カーテンを導入したことによってそのような悩みを解消することが出来ました。

今回は、半年以上断熱カーテンを使ってみて感じたメリット・デメリットや、実際の効果、設置の仕方を紹介していきます。

今回の記事で分かることは以下の通りです。

  • 断熱カーテンのメリット・デメリット
  • 断熱カーテンの内側と外側での温度の違い(実際に測定)
  • 断熱カーテンの設置の仕方

玄関の断熱性が上がるだけで出かけるとき、帰宅した時に無意識に感じているストレスを無くすことが出来ます。

玄関の断熱性を上げて快適な玄関を作りましょう!

断熱カーテンのメリット・デメリット

断熱カーテンを導入して約半年。断熱カーテンには大きなメリットを感じている反面、デメリットも感じています。

断熱カーテンのメリット

メリットは以下の通りです。

  • 外気(冷気や熱気)を遮断できる
  • 虫が入って来にくい

断熱カーテンと銘打っている以上当たり前ですが、夏の熱気や冬の冷気をしっかり遮断することが出来ます

これを導入する前は、玄関扉のあまりの断熱性の低さに「玄関を通るのは半分外出」という認識でしたが、導入してからは「玄関は室内」という当たり前の認識に戻りました。

また、虫が入って来にくいというのも虫嫌いな人には大きなメリットになるのではないかと思います。

虫の侵入ルートの中には「玄関扉付近にいた虫が扉を開けた拍子に入ってしまう」というものがありますが、断熱カーテンがあればもし虫が玄関扉を通過してきても断熱カーテンで阻むことが出来ます

虫嫌いの方はぜひこちらの記事もご覧ください↓

断熱カーテンのデメリット

デメリットは以下の通りです。

  • 出入りするためにカーテンを開閉しなければならない
  • 見た目が部屋の内装から少し浮いている

玄関に断熱カーテンを設置すると、玄関を出入りする際に毎回カーテンを開く必要があるため、少し面倒です。

普通に出入りする分には「少し面倒」で済みますが、大きな荷物を以て出入りするときは荷物が引っ掛かってかなり出入りしにくくなります。

また、部屋の内装と調和するのは少し難しい見た目をしているので、オシャレさを求める人にはむいていないかもしれません。

これらのデメリットからメリットを差引して、それでもメリットの方が大きいと感じる方には導入をお勧めします。

断熱カーテンの実際の効果を測定してみた

実際にどれだけ効果があるの? 数値で語りな!

と思う方もいそうなので、実際に効果を測定してみました。

測定方法

「断熱カーテンの内側と外側でどれだけ温度の違いが出るのか」ということが知りたいので、

  • switchbot温湿度計を2つ用意
  • 断熱カーテンの室内側で30分ほど放置し温度の表記を揃える(機器による個体差のようなものが無いか確認するため)
  • 断熱カーテンを挟んで玄関扉側と室内側に温湿度計をそれぞれ置く
  • 一時間経過の後、温度を確認

という流れで断熱カーテンの効果を確認しました。

測定結果

断熱カーテンの玄関扉側と室内側で一時間放置した結果が以下の通りです。

  • 室内側 29.5℃
  • 玄関扉側 33.6℃

断熱カーテンの断熱効果は確かにあること。ついでに我が家の玄関の鉄扉の断熱性は皆無であることが証明されました。

ちなみにiphoneの天気アプリによると外の気温は33℃でした。

玄関に隣接するリビングのエアコンを起動せずに4.1℃もの差が出たので、リビングの冷房が効いた状態で測定したらもっと差が広がっていたかもしれません。

断熱カーテンの設置の流れ

私の購入した断熱カーテンの設置の仕方を紹介します。

私が購入した断熱カーテンは設置がとても簡単で修正もしやすいので、断熱カーテンの購入を検討している方はぜひ買ってみて下さい。

↓私が購入した断熱カーテンはこちら↓

購入の前に

購入の前にするべきことは以下の2つです。

  • 設置する場所を決める
  • 設置場所の寸法を測る

ドアから数cmほど室内側に設置することでドア開閉時にカーテンが挟まれにくく、マジックテープも剥がれにくくなります

購入時の注意

サイズの指定を忘れないようにしましょう

ぴったりのサイズのものが購入できるのが一番ですが、サイズの指定が5cmずつしかできないので、ぴったりのサイズが購入できない場合も多いかと思います。

その場合、横幅は大きめのサイズに寄せて選びましょう

大きめのサイズのものを買っておけば、「幅が足りなくて設置できない」という状態を回避できます。

縦幅は、気密性と断熱性を重視するなら大きめに。見た目と扉の開閉のしやすさを重視するなら小さめに寄せましょう

ちなみに私は縦幅は小さめのサイズを選びました。1月から8月まで過ごしてきて特に断熱カーテンに対して不満はないので、悪くない選択だったなと思っています。

断熱カーテンの設置の仕方

断熱カーテンの設置に仕方は以下の通りです。

  • マジックテープを貼る場所をアルコールなどで清掃を行う。
  • (剥がした際のテープ跡残りを気にする方のみ)マジックテープ設置面にマスキングテープを貼る。
  • マジックテープを貼る。
  • 断熱カーテンを設置する。

マジックテープを貼る場所のアルコール清掃をしないと、油分や埃などの汚れによってテープ類がしっかり張り付かなくなり、貼り直しになる可能性が高まります

マスキングテープに関しては、撤去する際のためになるべく手間やリスクを減らしたい方は使った方が良いです。

もし撤去した後にテープの跡が残っていると、特に賃貸物件の場合は退去の際に面倒が起こるリスクが高まります。

マジックテープや断熱カーテンの設置に関しては、隙間やシワが寄らないようになるべく丁寧に行いましょう。

丁寧に貼るのが面倒くさくなって雑な張り方をすると、すぐに剥がれてもっと面倒な手直し作業をすることになってしまいます。

まとめ:断熱カーテンは効果アリ!

今回は、断熱カーテンのメリット・デメリットや実際の効果の測定結果、設置の仕方について紹介しました。

まとめると、

  • 断熱カーテンには外気の遮断や虫が侵入しにくくなるメリットがある。
  • その反面、出入りにカーテン開閉の手間が増える、見た目が内装から浮くというデメリットがある。
  • 断熱カーテンは効果アリ!(外気温33℃だと断熱カーテンを挟んで玄関扉側は33.6℃、室内側は29.5℃という測定結果が出た
  • 断熱カーテンの設置場所の清掃を行ってから設置しないと剥がれ、二度手間の原因になる。
  • 賃貸物件の場合はマスキングテープを使うと退去時のリスクを減らすことが出来る。

断熱性の低い家でも、断熱カーテンを設置することで格段に玄関の寒さや暑さを軽減することが出来ます。

玄関の断熱性が上がるだけで生活の快適度が格段に向上するのでぜひ導入してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ともいちでした!

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